先日、長男の通う小学校で『二分の一成人式』が行われました。
息子は早いもので小4。
そう、10歳なのです。
子育てってその時はしんどいことも多く
「早く自分でなんでもできるようになってくれ~」なんて思ったりもしますが
時が過ぎてしまうとあっという間で
「あの時は良かったな~」「可愛かったな~」なんて思うもんですよね。
まさに今、そんな感じです。
で、その『二分の一成人式』って何するの、ってところですが
子どもたちが体育館で、スタンドマイクで自分の夢を語る、というイベントなんです。
夢にまつわる漢字を1文字色紙に書いて
その文字に絡めながら「僕は(私は)●●になりたいです」という感じですね。
私が小学校の頃はもちろん二分の一成人式はなかったですし、
学校文集とかに『将来の夢』を書く程度で。
だいぶ記憶をさかのぼってみると
小学校は“レジのお姉さんになりたい” ← アルバイトでもできる
中学校は“ADさんになりたい” ← プロデューサーとかではない
だったような気がします。
でも今の子は
“ココシャ〇ルの伝記を読んでデザイナーになりたい”とか
“看護師さん、助産師さん、産科医になりたい”とか
“和菓子職人になりたい”とか。
なんかとっても大人びた夢が多かったのがとても印象的でした。
サッカー選手、野球選手、バスケ選手、バトミントン選手、テニス選手は
それぞれ1人くらいだったかな・・・
やっぱり1番多かったのは“ユーチューバーになりたい”でしたが。
あとは“e-スポーツの選手になるためにもう実践を重ねて勉強をしている”とか。
なんか時代を感じました。
ちなみに息子の夢は
“海洋生物学者”。
とんでもなく大きく出ました笑
漢字は“笑”だったかな?
魚を通じてみんなに楽しく笑顔で過ごして欲しいという想いだそうです。
(彼は今、海の環境破壊に興味があり
話し出すと熱く語り続けるのでチョットメンドクサイ)
もともと魚が好きで、小3の時には『深海生物検定』とやらも受験したりしてたんです。
まぁ、1点足りずに落ちましたが・・・。
でも、人生で初めて大人に混じって試験会場で「よーい、はじめ」という
あの緊張感を体験できただけでもきっと彼の人生のプラスにはなったのかな、と。
あと落ちたことも。
悔しい!!!!と散々言っている息子に
「これが高校受験じゃなくてよかったね」と
冷静なツッコミをする母、みたいなこともありましたが。
最近は「あー言えばこー言う(言い訳)」「自分は悪くない」「嘘をつく」ことばかりで
本当に腹立つことが多く、
ゲームを取り上げることも多く(現在も取り上げ中)、
毎日毎日子どもにとっても私にとっても
精神衛生上よくない日々を過ごしていますが、
それも成長している証、と自分に言い聞かせ、
なんとか少しでも楽しく穏やかに生きていければな、なんて思ってます。
子どもたちはコロナが落ち着いたら
「カラオケに行きたい」「ディズニーランドに行きたい」みたいで。
一緒にこれからも楽しい思い出を作っていきたいものです。
(あと何年一緒に出掛けてくれるのかなぁ・・・なんて)
廣瀬