広告業界に入ってからずっと言われ続けてきたこと。

　　
それはターゲット設定。

　　
しっかりターゲットを設定しなければ、どんな企画や広告を
作っても誰も振り向いてくれない。と思うわけです。

　

原稿を作っていても、本当に企業が求めてる人材にターゲット設定が
出来ているのかと思ったりもします。

　
やっぱりたくさんの人に来てほしくていまいち曖昧なターゲット設定のまま
進めてきたことだってあります。

　
何となく興味がある学生とか、ただ単に「主婦」とか。

　

男？女？
年齢は？経験は？地域は？性格は？
前職は？休職中の気持ちは？
やりたい仕事は？夢は？

　
どうしてターゲット設定が必要か？？
例えば普段の生活の中で、友達と話すとき、
近所の方と話すとき、家族、会社の付き合いなど

　

人によって話しかた、内容、言い方、言葉遣い…
変えませんか？

　
この人には、ゆっくり丁寧に、
この人にはあえてキツく、
この人には優しく、
この人には論より証拠！、
この人にはメールより電話かな…

　
知らず知らずに、常にターゲット設定をしてるんだと思います。

　

同じ内容を伝えるときでも、人によって伝え方が違うと思うんです。

　
では、なんで違うのか？？

　
それは、相手のことを考えて、相手に合わせた伝え方をしないと、
伝わらないから。・・・・・じゃないかしら。笑

　
「伝える」と「伝わる」は違う。
似てるけど、まったく違いますよね。

　

同じようにその人なりの理解の仕方があるから、
その人に合わせた伝え方が必要になるんだと思います。

　

それと同じことが、企画や広告にも言えるのではないでしょうか。

　

先日、大阪に行ったとき電車の中・駅・いろんなチラシを見ながら、
面白いなぁ…なんて思っていましたが

　
この広告のターゲットは誰なんだろって想像してみるとおもしろい。

　

テレビＣＭも同じなんだと思います。
時間帯によって見る人は違う。

　
だからこそ昼間は主婦向け、夜はサラリーマン向けやOL向けのCMが多い。
塾のＣＭなんかは夜、子供が寝た後の夫婦の時間に見てもらえるように
夜に流すことも多いんだとか…。

　
色んな観点の広告に触れることも大切ですが、
広告の「良いところ」がしっかりと明確に言えるようになりたいなぁと思いました。
　
　
　
そんなことを頭の隅に置きながら周りを見渡してみると、
また新しい何かに気付けるかもしれないですね。。。